1.「POP」と「IMAP」の違い
POP | サーバーに届いたメールをメールソフトにダウンロードしてメールを確認する方法。 基本的に、サーバ内にメールデータは保存されません。 |
IMAP | サーバーに届いたメールをメールソフトにはダウンロードせず、サーバーにデータを残したまま確認する方法。 |
2.「IMAP」を利用するにあたっての注意点
▼サーバー内のメール削除
「IMAP」でメールを受信する場合、サーバー内にメールが残るため、そのままにしておくといずれメールボックスの容量が一杯になりメールが受信できなくなります。
「IMAP」を利用する場合は、必ず定期的にサーバー内のメールを削除するようお願い致します。
▼「IMAP」アカウントの追加
また、既に「POP」にて設定されているアカウントを「IMAP」に変更することはできません。
「IMAP」での受信に変更したい場合は、新規でアカウントを設定し直してください。
3.IMAPの設定手順
1.アカウント設定画面へ移動
1.メールソフト「Outlook2013」を起動
2.「ファイル」メニューをクリック
※「Outlook2013へようこそ」のスタート画面が表示されている場合は、こちらをご参照ください。
3.「情報」メニューより「アカウント設定」をクリックし、「アカウント設定(A)」を選択
4.「新規」をクリック
「2.アカウント情報の設定」に進んでください。
▼「Outlook2013へようこそ」のスタート画面が開いている場合
1.「次へ」をクリック
2. 「はい(Y)」を選択し、「次へ」をクリック
2.アカウント情報の設定
1.「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」を選択し、「次へ」をクリック
2.「POPまたはIMAP(P)」を選択し、「次へ」をクリック
3.必要項目を入力し、「詳細設定」をクリック
名前 | 名前 任意の名前を入力 |
電子メールアドレス | 設定するメールアドレスを入力 |
アカウントの種類 | IMAP |
受信メールサーバー | mail.ドメイン名 |
送信メールサーバー | mail.ドメイン名 |
アカウント名 | 設定するメールアドレスを入力 |
パスワード | メールアドレス作成時にご自身で設定したパスワードを入力 |
4.「詳細設定」を設定
ご利用の環境によって、「認証設定」と「ポート番号」の組み合わせが異なります。
以下の「6パターン」の組み合わせより、どの方法で送信が可能か確認の上、有効な組み合わせをご選択ください。
パターン① | ポート番号: 25 + 認証方法:認証なし |
パターン② | ポート番号: 25 + 認証方法:SMTP認証 |
パターン③ | ポート番号:587 + 認証方法:認証なし |
パターン④ | ポート番号:587 + 認証方法:SMTP認証 |
▼認証設定
1.「送信サーバー」タブをクリック
認証なし | 「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックを入れない |
SMTP認証 | 【1】「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェックを入れる 【2】「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択 |
▼ポート番号
2.「詳細設定」タブをクリック
「送信サーバー(SMTP)」の初期値は「25」になっています。
環境に合わせて、「25」または「587」を指定してください。
※ご利用のプロバイダ等によってポート番号が異なります。
3.「OK」をクリック
5.「次へ」をクリックし、アカウント設定のテスト を実施
送受信ともに「完了」になったら、「閉じる」をクリックしてください。
6.「完了」をクリック